豊胸バッグを初めて入れた女性をご存知だろうか?
少し大げさですが、人類で初めて、乳房に「豊胸バッグ」を入れた女性をご紹介しましょう。

経緯をお話しする前に、豊胸バッグの歴史を振り返ってみましょう。
1800年代よりいろいろなものが、乳房に注入されてきた経緯があります。
1950年代には、グラスボール、スポンジ、パラフィン、動物の脂肪、工業用のシリコンなどが入れられてきました。

パラフィン

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豊胸バッグが発明されたきっかけは、献血用の血液バッグからのアイデアだそうです。
1961年に、医師2人(フランクとクローニン)は、ダウ・コーニング社にアイデアを売り込みに行き、シリコンゴムの袋にシリコンジェルを詰めた豊胸バッグを共同で開発しました。
下写真に見られるように、豊胸バッグの裏には、乳房内でずれないようにダクロンの布片をつけています。

そして事の始まりはこうです。
1962年アメリカ・ヒューストンで、29才の女性に初めて試されました。その名前はティミー・ジーンTimmie Jean Lindsey。

彼女は、もともと、たち耳と胸に入れたタトゥーを取り除くためにフランクのいた病院を訪れたのが最初だったといいます。
たまたまそのときに豊胸バッグを開発したその担当医師が、それに同意してくれるボランティアをちょうど探していたところでした。

歴史的な豊胸手術から50年以上経ち、今やその医師2人も亡くなっていますが、ティミー・ジーンは当時を知る唯一の生き証人です。

彼女本人は、胸のことは一切に気にしておらず、別に不満もなかったようですが、子供を6人も産んでいたので、多少下垂していたので手術を受けたそうです。彼女は、もともと自分にいろいろなことに自信があったらしいが、「胸を大きくしたら
もっと自分に自信が持てるようになる」と医師に言われたのだとか。

当時の写真

手術を受けた彼女は、豊胸をしたことを、家族やボーイフレンドなどにだれにも話さなかったそうです。
10年経ってから、やっと家族や友達に話したのだといいます。

50年経った今でも当時に入れた豊胸バッグを入れています。
トラブルがあっても、痛くても、それに関するいろいろな問題があっても・・・。

当時、豊胸バッグを入れていたら、がんになるのではないかなどの健康被害が、アメリカでは大きな社会問題にまで発展しました。豊胸バッグを開発したダウ・コーニング社は、多くの訴訟を抱え、最終的には会社は潰れてしまいました。

結局は、豊胸バッグを入れていても、がんにはならないと結論づけられたのですが・・・。

このように彼女自身も多くのトラブルを抱えていたにもかかわらず、豊胸バッグを入れていることによる健康被害を被った女性グループには、いっさい加わらず、訴訟も起こしませんでした。

 


現在の彼女。

この歴史は、映画「breastman」を観るとより理解が深まるかもしれません。
残念ながら、VHSしかありません。。。。

 

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