豊胸バッグと未分化大細胞型リンパ腫との関係を示唆

豊胸バッグを入れているひとへの注意を喚起です!(FDA発表)
※リンパ腫とは、血液のがんのことです。

リンパ腫との関係は?

FDA(日本でいう米国の厚生省)は、バッグに使われる生理食塩水バッグまたはシリコンバッグを用いた豊胸術、乳房再建手術を受けた患者に、非常にまれですが未分化大細胞型リンパ腫(ALCL;anaplastic large cell lymphoma)が発生する可能性があると発表しました。

1997年1月から2010年5月までに発表された医学論文のレビューを調べ、各国の研究者、豊胸バッグ製造会社、国際的な医薬品・医療機器監督機関などから提供された情報を分析して、ALCLリスク上昇の可能性を見いだしました。

医学論文のレビュー
*インプラント埋め込み後に乳房にALCLが見付かった女性が34例(母体数は不明)。
*平均年齢は51歳で、豊胸手術から診断までに平均8年(診断までに1~23年)。
*手術目的は、11例が乳房再建、19例が豊胸で、4例については報告なし。
*豊胸バッグの種類は、24例がシリコンバッグ、7例が生理食塩水バッグ、4例については報告なし。
*治療について報告していたのは20例で、予後は全身性のALCLより良好と考えられた。

ところで、

未分化大細胞型リンパ腫(ALCL;anaplastic large cell lymphoma)とは?

リンパ腫とは、血液のがんです。リンパ腫にも2種類あって、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫があります。

ALCLとは、増殖性の速い非ホジキンリンパ腫の一種です。
まれに血液以外のリンパ節、皮膚、骨、軟部組織、肺、肝臓にできると言われています。
豊胸手術をしていない女性でこのタイプのリンパ腫の発生頻度は、50万人に1人だそうです。
診断はなかなか難しく、かなりまれな病気とされています。

次回は、そのがん細胞が豊胸バッグを入れているひとのどこに存在するのか?を説明しましょう。

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