ブラジャーにスマホを入れる習慣のある女性が乳がんになったという報告が発表されたのをご存じでしょうか?

テレビなどのマスコミが面白がって報道したものでなく、一応、海外の医学論文として発表されたものです。

そして、アメリカ乳がん協会よりコメントが発表されました。

さて、発表された論文がどんなものかご紹介しましょう。

スマホを持ち運びするとき、みなさんはどこに入れていますか?
日本人の女性のほとんどの方は、カバンに入れて持ち運びしているかと思います。

アメリカ、ヨーロッパでは、ブラの中に入れている人も多いようです。

日本では電車の中とかで、いきなり胸元から携帯を取りだす人は見かけたことがありません。

日本で見かけるとしたら、少し肌を露出するような社交場ぐらい?クラブ(お酒飲むとこ)?

一昔前であれば、
上記のクラブと少し発音が違うクラブ(musicのかかるとこ)に来ている女性の中には、
胸元にタバコとかを入れている人はいたけどな。
当時携帯がなかったから・・・(笑)。

手ブラでとても楽そうですが、とんでもない報告が昨年にありました。
なんと、ブラの中に携帯を何年も入れる習慣のある女性に、
その場所に乳がんが発生したという医学論文のケース・レポート。

驚きました?
えっ、驚かない・・・。

長時間、携帯を耳に当ててるのが原因で脳腫瘍になるかも!という論争も一時ありましたよね、
確かに・・・。

まあ、今回は、乳房ということです。

本当だったら、このような習慣を持っているひとは少し考えたほうがいいのかもしれませんね。

で、この人は、こんな感じで、
印のついた場所に、

乳がんができてしまったという。

写真を見る限り、外側上方にできたらしいが、そもそも乳がんのできやすい場所でもあります。

偶然?携帯のせい?

ケースレポート(症例)が少なすぎますよね。
4件だけなのではっきり断言はできないとは思います。
(そのことも著者は述べていました)

年齢とブラの間に入れていた時間(習慣)
ケース1
21歳。毎日数時間。
ケース2
21歳。毎日8時間、6年以上。
ケース3
33歳。8年間、毎日。
ケース4
39歳。10年以上、毎日。

※いずれも乳がんになりやすい遺伝子BRCA1,BRCA2は、持っていなかったそうです。

乳がんの原因

①ある一定頻度の発生②家族性(乳がんになりやすいがん遺伝子も含む。アンジーもしかり;祖母や母親が乳がんの家庭など)

結局、乳がんになるのか?ならないのか?


今回の場合、携帯電話をブラに入れることによって、乳がんになったかもしれないということですが、4件のみの報告症例であり、偶然であったことも
捨て切れないのでしょう。

ブラジャーに携帯電話を入れて乳癌になるか?の医学的な研究はなく、
その割合についても未知数で、因果関係もはっきりしていません。

一時期、携帯電話と脳腫瘍の可能性の研究も結果はまちまちで、
国際がん研究機関は、携帯電話のリスクは、「可能性もあり」と分類しています。

高周波の安全性は、はっきりしないけど、あまりいいことではないのは確かなのでしょう。

携帯を買って米粒よりちっこい文字なんて、たぶん読まないだろうけど、

今回iphoneの注意書きを読んでみたら、こんな記載があった。

「高周波エネルギーへの曝露を減らすために、ハンズフリーオプション
(内蔵スピーカーフォン、付属のヘッドフォン、その他の類似したアクセサリなど)
を使用してください。iPhoneを持ち運ぶときは、曝露レベルが検査時レベル以下になるように、
人体から10 mm以上離してください」

恐っ。

これ読むと、携帯電話を耳にも当てないで電話してね、ってことだよね? 
安全性は保障できない、ってことか。
やっぱり、乳房に直接触れてもいいことはないのでしょうね・・・。

結局どうすればいいのでしょう?

高周波の安全性は、不明な点が多いみたいだから、
携帯電話をブラジャーに入れていて心配ならば、
携帯電話を皮膚に直接触れないようにカバンなどに入れる。


安全が証明できないので、できるだけ避けるひと。
安全でないと証明されるまで続けるひと。人さまざまでしょう。

「危険性がまだ証明されていない」ということは、「安全である」ことの根拠にはならない。
今後も医学的研究がある程度進んでも、結論はでないだろうから、

不確かなリスクを心配するよりも、
自分が実行できる予防策に目を向けた方が良いのでしょう。

最後に、携帯を入れられるブラをご紹介しておきます。
自己責任でお願いします。

中のブラは、こんな感じ。

ありがたいことに
ブラに入れる場所まで作ってくれたりしちゃてる!

危ないかも!?
って紹介している内容なのに、こんなもの紹介するなって?

なので、自己責任でよろしくお願い致します。

豊胸バッグトラブルと合併症、シリコンバッグ除去を考えているひとへ

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